三ツ星の男

みなさんこんばんは。

 

 

 

実は今日とても面白い話を聞いて深く感銘を受けたのでそのことを書こう。

 

 

 

 

皆さんはたぶんミシュラン・ガイドという本の存在は知っていると思う。

これはフランスのミシュラン社が出版する優秀なレストランなどを星で評価するガイドブックのことだ。何年か前に日本でも結構話題になったから有名だよね。

 

 

 

 

ところが皆さんはこのミシュランがつける☆の意味を知ってるだろうか?

俺はてっきり料理がどのくらいおいしいかの評価だと思っていた。ちょうどチューボーですよの星3つのようなイメージ。

 

 

 

 

しかし実際の星の意味は以下のようになっているのだ。

 

 

 

 

 

☆・・・ そのカテゴリーで特に美味しい料理を提供するレストラン。

 

 

 

☆☆ ・・・ 極めて美味な料理であり、遠回りしてでも訪れる価値がある。 

 

 

 

☆☆☆ ・・・ 卓越した料理を供する。それを味わうために訪れる事自体が旅の目的になり得る。

 

 

 

ということらしいのだ。これは初耳だった!

そしてすごい核心をついた評価だなと思ったのだ。

 

 

 

ようはこの評価は、☆一つさえあれば十分おいしいんだけど、星の数によってお客に与えられる価値が全然違うってことだよね。

 

 

 

そしてこの考え方は人間にも当てはまると思うのだ。

ちょっと想像してほしいんだけど、世の中にはこの人いい人だな~っていう人間が沢山いると思う。

 

 

 

でもその中でもこのミシュランの三ツ星みたいに

 

 

☆・・・会いたい人

 

 

☆☆・・・遠回りしてでも会いたい人

 

 

 

☆☆☆・・・会うこと自体が旅の目的になる人

 

 

てな具合で会いたいレベルに差があるのだ。(これは仕事にも言える。たまたま取引先だから一緒に仕事したいと思われるのか、たとえその人が違う会社に転職してもわざわざ出向いて取引を続けたいと思われるのか。)

 

 

 

 

じゃあこの一ツ星と三ツ星の違いは何かっていうと、どれだけ「こいつじゃないとダメだ」と相手が思うような唯一無二な価値を提供できるかだと思うのよね。(あえて難しく言うなら)

この価値っていうのは何もすごいことを教えられるとかじゃなくて、最高に愛くるしいとかやさしいとか面白いとか笑顔をみると元気になるとかでいいのだ。

 

 

 

 

そしておれはそんな三ツ星の男になりたいのだ!!

他の人にはない唯一無二の面白さとか考え方とかやさしさとか独自の経験から繰り出される変な意見とかを大切にしたい。

 

 

 

おれとしか共有できない飛び切りに面白くて革新的な心がホッと暖かくなるような時間を提供できるナイスガイになりたいのだ。

 

 

 

そして、「俺という人間=唯一無二の価値を提供する仕事」みたいな感じで俺の人生そのものが人々の役に立って、世の中の人々の幸せに貢献できたら最高にハッピーだなと思うのだ。

 

 

 

おれの三ツ星の男への旅路はまだまだ長い。

 

 

 

 

 

おわり