哲学などについてでも語ってみましょうか。

皆さん、お久しぶりです。

なんとか無事アメリカから帰ってきました!!(1週間前にですが笑)

まーー、大いに笑い大いに苦しみ、総じて最高に楽しく実りある旅行になりました。

 

 

 

本当は帰ってきてすぐにブログを書きたかったんだけど、書きたいことがありすぎて考えがまとまらず書けずじまいになっていました。が、今日は天地神明に誓って書ききってやります。(今日かけなきゃ一生書かないかな笑)

 

 

 

 

とはいえ本当に書きたいことが多すぎて、ある一つの切り口に絞らないと纏まりそうもありません。アメリカと日本の違いやそれによる気づき、どんな人たちと出会ってどんなことを感じたか、どんな新しい経験ができたかなど切り口は無数にあるわけなんだけども、今回はそういった具体的な話は一旦置いといて、アメリカという非日常の空間に身を置いて40日間かけて考え抜いてちょっとだけ進化を遂げた現時点でのおれの人生哲学について今日は書いていこうと思います。(具体的な話は、直接会ったときまで取っておきましょう笑)

 

 

 「おれにとっての幸せは何なのか?」

この哲学的問いに対して、以前よりも一歩進むことができた、そんな話についてです。

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アメリカに来て10日ほど経ち、おれはある大きな疑問に直面した。

 

 

「あれ、俺なんでアメリカくんだりまで旅行しに来たんだっけ?」と。

 

 

 

というのも日本と違う街並み、違う文化、そしてそこに住む日本にいては会うことのできない人達との交流、そういう刺激的な経験を求めて渡米したわけだったのだが10日目にしてある種のマンネリがおれの心を苦しめ出していたのだ。

 

 

 

初めの1週間は本当に刺激的な日々だった。日本にはない風景、各国から旅人が集まるホステルで様々な国の友人たちと語り合い、アメリカ人の友人と国立公園でキャンプをしたり、彼のいとこ家族の家に泊めてもらったり。正に肌でアメリカを感じ、毎日が驚きに満ちた日々だった。

 

 

 

がしかし、人は慣れる生き物。10日ほどするとこの新しい環境での驚きも減っていき、退屈さなどを感じ始めた。そしてそもそも何で来たんだっけ?と旅行の目的すら分からなくなり、猛烈な虚無感と孤独感と不安感に襲われたのだった。

 

 

 

この重い気持ちを紛らわすために、友達を今まで以上に積極的に作って一緒に観光したり、アメリカでのやることリストを作り直したり、適度な運動やバランスの良い食事を取り入れたりしたわけだが、この問題は小手先の変化では解決できるものではなかった。

 

 

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ということで根本的原因を究明して解決するために、ここから本田侍の自問自答が始まるわけです(笑)。暇さえあれば紙に思いついたことをメモして、頭の中を整理しつつ現状を分析していったわけです。今まで何に楽しさ喜びを感じてきたか、それらに共通点はあるか。などなどまさに原点回帰、自己分析みたいなこと1からやってみました。

 

 

 

その詳細を書いていくと長くなってしまうので今回は結論だけ書きましょう。この問題を解決するためにはそう、おれにとっての「楽しさ」「幸せ」とは何なのか、これを正確に知ることがとても大切なのです。

 

 

この問いに対して、アメリカという異国の地でおれがたどり着いた答えは、

 

 

 

成長、共有、新体験

 

 

 

というこの3つの要素でした。もし今までのおれのブログも読んでくれてる人だったら気付くかもしれないけど、実は以前も似たような話を書いたことがありますね。

 

honda0119.hatenablog.com

 

これです。ここではおれにとっての幸せな状態が、

 

1、好きなことに熱中しているとき。そしてそれを上達させているとき。

2、誰かの役に立っているとき。

 

 

の2つの場合の時だって書いたのでした。これと今回の結論について考えると、1が成長、2が共有という新しいより抽象的な言葉に置き換わり、そこに3つ目の新体験という要素が加わりました。これは些細な変化に見えるけど実は大きな進歩といいますか、自分の中で一段深く腑に落ちることができているのです。

 

 

それぞれの要素のおれの中での定義を書くと、

 

 

 

成長・・・自分でハードル(小さな目標)を設定しそれを超えることで、自分の能力を上げていくこと。

 

共有・・・自分と他人との間で、価値を循環させること。(貢献も含まれる。)

 

新体験・・・新しい経験をすることで、自分の視野を広げていくこと。

 

 

 

てな感じになりますね。これらから得られる満足感といいますか、喜びにはそれぞれ特徴があると思います。

 

 

 

成長→努力をしている自分自身への満足感。成長し続ける限り、継続的に喜びが続く。

 

 

共有→人と時間や価値を共有しているということへの感動や安心。人の役に立てていることで心が温かくなるような満足感。

 

 

新体験→新しい刺激による瞬間的な楽しさ。満足感は刹那的で新しい刺激を与え続けないと持続しない。

 

 

という感じ。ここで今回のアメリカ旅についてみてみると、これはまさに3つ目の新体験に分類される楽しさ・満足感が中心になることがわかりますね。ということは、新しい刺激が多い初めは楽しい気持ちが続くけど、刺激が少なくなってくるにしたがって楽しさが減ってしまうのは当然なんです。楽しく過ごしたければ、成長するか誰かと共有するか新体験を積み重ねるかしかないわけなんです。

 

 

 

 

つまりおれの不満足の原因がなんだったかというと、アメリカっていう何か特別なボーナスステージにいるだけで楽しく過ごせると勘違いした受け身の姿勢が正体だったのです。

 

 

「アメリカにいるのに楽しくないぞ?」

「おれのアメリカを体験するっていう目的がそもそも間違いだったのか?」

不安、虚無感、焦り

「もっと楽しくなくなる。」

 

 

この負のスパイラルがおれの苦しみの正体だったのでした。この構造さえ理解すれば解決するのは簡単です。成長共有新体験をどんどん増やしていけばいいのです。その結果は最初に書いた通りで、この途中の困難も含めて人生で一番熱く楽しい旅行となったわけなのです。

 

 

 

というわけでこれから、成長共有新体験この3つをおれの人生哲学における3本の矢とでも呼んでいきましょうか。この3本の矢にはさらに面白いポイントがあります。

 

 

 

それはこの3つを組み合わせることで、楽しさ喜びが相乗効果のごとく倍増するってことです。一つ一つでも十分素晴らしいけど、楽しさのスケール感が段違いだと思うのです。

 

 

新体験が自分の視野を広げ、視野が広がることで挑戦への好奇心が生まれ成長を加速させ、成長して新しく提供できるようになった価値を人と共有することで新たな体験へのモチベーションを受け取る。そんな好循環が生まれるのですね。

 

 

もし現状に何か不満やら閉塞感を感じてる人は、この3つの要素に着目して行動を起こすと何か突破口が見つかるかもしれません。

 

 

 

そういう意味で、異国の地への旅行っていうのは本当に素晴らしいです。日本にいるのとでは段違いで新しい価値観を手に入れることができます。もちろん楽しいこともあれば面倒くさいこと不便なこと沢山あります。でも全ての経験が視野を広げるのにつながるはずです。今まで旅行にあまり興味がなかった人は、修行だと思ってでも行ってみるときっと何かを手にできると思います。

 

 

 

というわけで、成長・共有・新体験をおれの新しい行動指針としてこれからどんどん行けるところまで突き進んでいきたいと思います。

 

 

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最後にアメリカでの出会いや新体験を受けて、おれが今後どんなことに挑戦していくかについて書きましょう。

 

 

アメリカでは本当に沢山の素晴らしく面白くカッコいい人達と出会って、そのすべての人から新しい気付きを貰えたんだけど、その中でも今後への直感的なヒラメキをくれた人達がいるんです。

 

 

それがボストンで友達になったVR(ヴァーチャルリアリティ)のクリエイターのNickとMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究員のCharityとAliciaです。彼らの専門はVRでそれを使って芸術活動をしてたり、企業と連携して製品の開発とかをしてたりします。

 

 

彼らからVRにおける最先端の研究がどんなことをやってるか聞いてるうちに、新テクノロジーっていう切り口から世界が今後どう変わっていくかっていうのにめちゃくちゃ興味を持ったんだよね。そして幸運にも来月からSEとして多少なりともテクノロジーに関わる仕事をするってこともあって、これからはこの切り口から世界を俯瞰できてかつ自分だけの価値を出せるような武器を身に着けたいと思ったわけなのです。

 

 

 

こういうビビビッとくる感覚は、ピアノや英語をやってやろう!と決めた時にも感じました。まさに腹を括って、君に決めたと賽を振る感覚です。結果はどうなるかわからんけど、取り敢えず散らばもろともやってみようということです。

 

 

 

ということで7月はAI、VR、ロボット技術などによって世界が今後どうなってくか、そしてそれに対して自分がどんな技術を身に着けて関わっていくかを把握したいと思います。それにプラスして今まで通りピアノと英語も成長させていきます。

 

 

つ!ま!り!これからは、

 

 

 

テクノロジー×ピアノ×英語

 

という3本の軸を、

 

 

成長・共有・新体験

 

 

という人生哲学における3本の矢のもと育てていくわけです!!!

 

 

 

今後の進む方向と進む方法がより明確になったわけですね。

 ということでだいぶ長くなってしまったので、この辺で今日は終わりにしましょう。(久しぶりに文章書いたので疲れました笑)。今回はアメリカ旅を経て人生哲学が少し洗練されたということと、今後取り組みたいことを一つ見つけることができたという話でした!

 

 

 

そのうち挑戦する具体的な内容についても書きましょう。みんなと一緒に取り組みたいこともあるんで、是非楽しみにしててください!

 

 

ではまた!!

 

 

 

おわり。