マイナスをスタートラインにする
一昨日会社の入社前研修があったんだけど、そこで久しぶりに自分の弱点を再認識した。
それは新しいことに対する「呑み込みの悪さ」である。
今回の研修は社会人ならだれでも使うExcelとPowerPointについてで、講師が前方の大きいスクリーンでグラフの出し方とか図形の作り方とかを説明して、学生はそれを参考にしながら出題される課題を行い基礎を学んでいくスタイルだったのだが。。。
いや~~、おれは全然時間内に課題を完成できなかったんですよね!笑っちゃうくらいに。
習った方法をどういう手順で使うんだっけ?とか考えながらやってるととにかくめちゃんこ遅い!周りの人はみんなスイスイ課題を終わらして自習課題とかやってて、おれはやばいやばいとか焦ってさらにスピードが遅くなる悪循環!
そしておれはふと思い出した。
「そういえば昔から新しいことをその場で理解して使うの得意じゃなかったな」
ということを。正確に言うと、優秀な人に比べると新しいことへの適応力・理解力が劣っているということだ。不器用っていうのかね。そういえば大学の物理の授業もその場で全然理解できてなかったし、プログラミングの授業も先生の言ったと通りにプログラムを組めずにいつも周りに教えてもらってたなと。
そして俺は思った。
「これ社会人として結構致命的な弱点じゃね?」
と。
今回はまだエクセルとかパワポの基礎だからそこまで絶望的じゃなかったけど、これが入社してもっと専門的な内容についてその場でのインプットとアウトプットを求められたら結構やばいわけですよ。下手したら、落ちこぼれちまうんじゃないか、、、
久しぶりにちょっと落ち込んだね。。。
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が、しかーし!!!!
こんなことでへこたれないのが今のおれなのだ!
目の前の壁は、見方を変えれば成長への扉である!!(by おれ)
俺は確かに、呑み込みが悪い。だからみんなとよーいどん!で新しい課題に取り組んだらほぼほぼ優秀な人には勝てないだろう。
がしかし、今のおれにはそれを補って余りある「こつこつ努力できる力」がある。初めのうちは優秀な人に付いていけないかもしれないけど、どんな差であれ適切な努力をすれば必ず克服できる。相手はたかが同じ人間なのだ。別にライオンに格闘で勝とうとしてるわけではないのだ!
だからこそ、おれは、
「人の倍の努力が必要ということを、スタンダード(基準)にする」
ことに決めた。おれのスタートラインはマイナスの地点にある。だからこそ必死で努力できる。自分の弱点を理解していればこそ、戦い方を工夫することで才能ある人にも勝っていけるとおれは信じているのだ。
ふっふっふ、なぜこんなに楽観的なのかって?
なぜならこれはまさに本田圭佑が今まで証明してきたことだからなのだ。彼はサッカー選手としては致命的な「足が遅い」という弱点にとことん向き合い、努力によってそのマイナスをはねのけてあそこまでのし上がっていった。
わが師匠、本田よ。おれにいつも勇気をありがとう。
たぶん初めのうちは優秀な奴らに付いていけず辛くて悔しいことが多いだろう。けどこのマイナスからのスタートを見事はねのけて輝くことができれば、同じように呑み込みが悪くて不安な人に勇気を与えられるだろう。だからこそ俺がやる意味があるのだ。
いや~怖い気持ちとやったるぞーっていう気持ちが半分半分ですわ。笑
まあ、とはいえこんなの本田が超えてきた壁に比べたら金魚の糞くらいちっさいから、軽々と超えさせていただきますわ。
ということで、最近のちょっと落ち込みかけたけど結局やる気が出ただけの話でした。
ではまた。
おわり