やる気を科学する ~精神力の正体は技術力~

皆さんこんにちは。ついに修士論文を提出しました。(感涙)

ここ半年は学生生活の集大成のつもりで、修論の研究を優先順位の最上位に位置付けて取り組んできたわけだけど(まあ当たり前か)、想像以上に満足のいくフィニッシュが出来ました。(やり切った!!)

 

 

 

特に嬉しかったのは今まで取り組んできたこと(英語・毎朝のランニング・自分の将来について沢山考えたこと、哲学・脳科学など)が、一見関係のない物理学の研究にとても役立ったことだ。特に物理学に対する理解の深さ・タイムマネジメント力・モチベーションのコントロール・プログラミング力は2年前と比べて格段に進歩した。(2年前はこれら全てがダメダメで、大きなコンプレックスを抱いていた。)

 

 

 

 

なんで物理と関係ない英語とかランニングが役に立つねん!って思うかもしれないけど、英語も物理もランニングも料理もプログラミングも芯を貫く本質の部分は共通しているからこういう応用が可能なんだと思う。

 

 

 

ということで今日はこの”物事の本質を考える”っていう切り口で、「モチベーションのコントロール」について最近発見したことを書くぜ!

 

 

 

 

さっき言ったように実は2年前卒業研究に取り組んだときはこの「モチベーションのコントロール」ができず、全然納得できない論文を提出してしまった。具体的には研究が計画より遅れているのにやる気が出なくて一日何も手につかないとか、今日ここまで終らせたいのにやる気が出ず妥協してしまうとか。当時は切羽詰まっている状況にも関わらずやる気が出なくて、「おれの精神力はゴミ以下なんや。。。」とめちゃくちゃ落ち込んだ。

 

 

 

 

とはいえ友達の話を聞くと、こういう経験は結構誰でもしたことがあるようで。例えば期末テストの前なのに漫画を読んでしまうとか、仕事で簿記が必要なのに毎日勉強が続かないとか、仕事のための読書をしたいけど家帰ると疲れて寝てしまうとか。

 

 

 

そして結構多くの人がこの原因を「自分の精神力の弱さ」だと考えている気がする。おれも最近まではそう考えていた。

 

 

 

しかーし、この半年間 「やる気を出すってのはどういうことなのか?」「集中はどうやって作られるのか?」「イチロー本田圭佑のように鋼の精神を持つような人とおれの違いは何なのか?」「そもそも精神力って何?」などモチベーションコントロール本質について考えて、色々自分を使って実験した結果ある結論にたどり着いた!!それは、

 

 

 

「精神力とは体得できる”技術”である!」

 

 

という結論である。どうやってこの結論にたどり着いたかというと、半年間自分のやる気が出なかった時にその時の気分とかどういう理由でやりたくないかとか、どういう環境で勉強すると気が散るかとかどういうスケジューリングだと上手くいかないかなどを、事細かに記録していたのだ。そして逆にうまくやる気が出たときはどういう状態だったかもちゃんと記録していた。(修論研究をうまく進めるために書き出してたわけだけど、気付かぬうちにやる気についての研究もしていたわけだ。)

 

 

 

 

そうするとやる気のあるなしにはあるパターンがあって、やる気の漏れどころさえうまく対処すれば機械的にやる気が湧いてくることが分かった。これは囲碁や将棋の定石(決まった対処の仕方)みたいなものだと思う。色んなやる気漏れのパターンを理解し、それに対処する「技術」を磨いていけば誰でも自在にモチベーションをコントロールできる。

 

 

ということで、これから「精神力」の本質と「やる気漏れ」の具体的な対処法について書いていくぜ。これさえ押さえれば大抵のやる気問題は解決すると思う。

 

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 まず初めに「精神力」とは何かについて定義をしておく。今回の文脈での「精神」の定義は、短期目標を達成するための”モチベーションを維持する力”のことだと思う。(短期目標は大きな目標の中間ステップとして自分で設定したもの。)

 

 

例えば本田圭佑の例でいえば、世界一のサッカー選手になるという大きな目標があって、その中間ステップとして「1試合走り切る体力をつける」という短期目標がある。この短期目標を達成するためのトレーニングでモチベーションを保つ力が「精神力」である。

 

 

また別の例でいえば、会社員が出世したいという大きな目標があったとして、その中間ステップで「簿記1級をとる」という短期目標を設定する。この短期目標を達成するために必要な勉強をし続ける意志力を「精神力」と呼んでいる。

 

 

しかしいざ簿記1級を取ろうと思っても、中々やる気を維持できない。仕事後家で勉強しようとするとすぐ眠くなってしまうし、朝やろうとしても起きられず結局勉強習慣が作れない。土日こそ勉強しようと思って机に座るけど、30分もすると漫画を読み始めてしまう。そして「おれにもっと精神力があれば。。。」と落ち込むのが誰にでもあるパターンだと思う。

 

 

じゃあどうしたらいいか??

それはこの問題の本質さえ押さえればいいと思うのだ。

 

ずばり、やる気維持の本質は、

 

「如何に脳を邪魔な思考から守って、目標達成だけに専念させるか」

 

だと思う。(これを上手くできる人を精神力が強い人という。)

 

  ここでポイントになるのが人間の脳が民主制でできているということなんよ。脳みそは国会みたいなもので常に脳内小人の多数決で自分の取る行動が決まっている。意見がばらばらの時は決断や行動が遅くなるし、逆に脳内小人がみんな同じ意見のときは早く効率的な行動ができる。

 

 

よってこの本質を押さえると、おれらが短期目標を達成するために意識すべきなのは、

 

①行動に確信が持てるか。

②邪魔がないか。

 

 

の2つだけ。行動に確信が持てている状態は、脳内小人がみんな同じ意見をもっているということなのだ。つまり「行動に確信が持てる=1つの目標に脳の100%の力を注げる=モチベーションを保てる」ということ。また、邪魔がない状態っていうのは、気が散る環境や余計なタスクで脳内小人があっちこっちに向いてしまうことを避けるという意味。取り組む環境・肉体面・脳におけるノイズを取り除くことが、モチベーションの維持に直結する。(脳内小人はあくまでイメージ)

 

 

 

 

ということでこの2つのポイントを押さえるために、自分に問いかけるべき5つの質問があるとおれは結論付けたのだ。(考える順番が分かりやすいように図を作ってみた。)①②③の質問は自分の行動に確信が持ててるかを問う質問。④⑤の質問は邪魔がないかを問う質問。①から⑤の順番に重要度が高くなってるので、矢印の順に自分に問いかけていくと、この本質を押さえることができるようになってる。

 

 

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じゃあ例としてさっきの簿記の話を使って、この図の使い方を説明してみよう。

 

 

(1)「正しい目標か?」

まず出世をしたいという大きい目標がこの図でいう①にあたる。ここで自分に問いかけるべきは、「おれは本当に出世したいのか?」ということ。意外とここに確信が持てないパターンが多いと思う。周りが目指しているからとりあえずそう言っているだけで、もしかしたら本当は「出世はしなくていいから、必要なだけのお金を稼ぎつつ家族との時間を一番大切にしたい」というのが本当の目標かもしれない。そうするとそもそも簿記1級をとる必要がなかったなんて結論になるかもしれない。ということで大きな目標に確信を持つというのが一番重要なステップ。

 

 

 

(2)「正しいステップか?」

大きな目標に確信が持てたら、次に「簿記1級を取得する」という短期目標が出世する上で正しいステップかを確認する。例えば目の前の仕事が回せていなくて、そっちのレベルアップの方が出世する上で重要かもしれない。もし簿記よりも英語力のほうが重要だったら英語の勉強をしたほうがいいかもしれない。大きな目標を達成するうえで、この短期目標が他に優先して必要だと確信するというのが2番目のステップ。この納得感がやる気に直結する。

 

 

 

 

(3)「正しい計画か?」

短期目標にも確信が持てたら、次は適切な計画を立てる段階。計画を立てるにあたっては計画の質と量の調整がめちゃくちゃ大事だと思う。まず質に関していえば「とりあえず簿記のテキストを3周しよう」みたいなアバウトな計画では、自分の行動に確信が持てない。自分は現段階でここが苦手だからこの分野の参考書を読んで、半月後までにこの分野の模擬テストで8割取れるようにしようくらい具体的かつ納得感のある計画を立てるべき。計画の質はやる気に直結する。(おれは計画が1番大事だと思うから2日間くらいは色々下調べして計画の内容を練るのに使ってるよ。)

 

 

さらに計画の内容が決まったら、自分の実力にあった勉強量を調整しないといけない。一日3時間しか勉強時間を取れないのに、5時間分のタスクを自分に課したら計画がどんどん遅延していって自信もどんどん失ってしまう。最初は3時間取れるなら1時間でできるくらいの量を割り当てて、ちょっとずつ勉強量を増やしていくべき。適切な量を設定して自信を養っていくのが計画を立てる上でめっちゃ大切。計画の適切な量配分がやる気に直結する。(この量配分は自分の実力に合わせて調整するべし。おれは何でも初めは30分くらいしか集中がもたないから、最初のハードルをめちゃ低くしてるよ。)

 

 

 

以上3つが自分の行動に確信をもつ段階でした。納得感を持ってやるのがモチベーションを維持するうえで一番大事だと思うから、おれは何かやる気の漏れを感じたらすぐにこの3つの質問に戻るようにしている。

 

 

 

次は集中の邪魔になる要素を排除する段階。ここからは結構テクニック的な要素が強い。

 

 

(4)「環境は整っているか?」

まず環境面について。まず今回の簿記の例でいえば、勉強環境を整えることがとても大切。例えば、自分の家の勉強机の上が散らかっていたり、家族がしょっちゅう声をかけてくるような環境だと、気が散ってしまいモチベーションの低下に繋がってしまう。また必要な参考書が揃っていなかったりすると、その都度集中が途切れてしまう。なので余計なものを片づけたり、図書館で勉強したり、必要な道具を揃えるなどの工夫をして勉強環境を整えるのがやる気維持に直結する。

 

 

 

 

(5)「肉体は万全か?」

最後に肉体面について。これは体調や脳みそのコンディションが、やる気に大きく影響するということ。人体や脳のメカニズムを知っているだけで集中力が格段に上がるのでいくつか大切な技を紹介しよう。

 

 

肉体面の不調の中でやる気漏れの一番の原因になるのが、脳疲労と肉体疲労である。これらを順番に説明する。まず脳疲労には大きく分けて、1「決断疲れ」と2「過活動(ノイズ)」がある。

 

 

1の「決断疲れ」は人間の脳は一日に決断できる量が決まっているというもの。(何かを決断するのはとてもエネルギーを使う。)なのでできるだけ行動を「しくみ化(習慣化)」して決断の量を減らして、脳への負担を減らすのが大切。例えば簿記の勉強を毎朝仕事前の1時間でやるとしたら、まず起きるということを決断なしでできるようにする。最初の頃は勉強までしなくていいから、起きることを習慣化してそれを当たり前にする。次に勉強机に座ることを決断なしでできるようにする。とりあえず起きたら机に座るというのを当たり前の習慣に持ってく。それができたら、次は取り掛かる勉強内容を固定化して、決断なしで勉強を始められるようにする。このように朝の決断をすべて「しくみ化(習慣化)」することで決断疲れによるやる気漏れを防ぐことができる。

 

 

 

 2の「過活動(ノイズ)」は脳みそが色んなことを同時に考えすぎて、キャパオーバーになっている状態である。これはパソコンで同時にアプリを立ち上げすぎて、処理速度がめちゃくちゃ遅くなるのと同じ。これの解決法としては、「マインドフルネス(脳を落ち着ける瞑想)」などでノイズを取り除いたり、考えていることを紙に書きだして「優先順位付けをする」などで対処することができる。(マインドフルネスについてはyoutubeにNHKの特集が載ってるので見てみるといいかも。→https://www.youtube.com/watch?v=czkMCWH_clc

 

 

 

次に肉体疲労には、同じ姿勢で勉強することによる肩の筋肉疲労とかパソコンを見すぎることによる眼球疲労とか、座りすぎによる血流の滞りなどがある。これらを放置しておくと、眠くなったり、体が痛くなったり、頭がぼーっとしたりしてやる気を失う原因につながる。これらの対処は各々がいいと思うようにやればいいと思う。一応俺の場合の対処法を紹介すると、「眠い時→30分仮眠をとる」「体が痛い時→体操or10分くらい横になる」「血流が滞って頭がボーっとする→30分くらいランニングする」て感じで対処法をシステム化している。自分にとってのベストな方法を見つけるべし!

 

 

 

以上より肉体面のどこにやる気漏れの原因があるかを理解して、適切な対処をすることで格段にモチベーションをアップすることができる。自分の体を知ることがやる気維持に直結する。(これは練習あるのみ!まさに技術って感じ)

 

 

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ということで思った以上に長くなっちゃったけど、今回言いたかったのは「やる気はちゃんと分析して正しく対処をすれば誰でも維持できる」ってことでした。

 

 

 

まあもしかしたら俺の場合だけに当てはまることかもしれんけど、何かのヒントにはなるだろうから是非試してほしいぜ!あとテクニック的なことはDAIGOのこの本が意外に参考になったから紹介しとくぜ。

 

 

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ではまた!

 

 

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感覚を磨け、心の目を鍛えろ

今日は普段より少し早い時間に朝のランニングを始めた。

 

いつものように家の近くの千葉公園をめざした。

朝の7時半ということで公園はとても静かで空気は澄み渡っていて、直感的に「これはやばいな。」と感じた。

 

 

公園の木々にシルクのように滑らかな光が差し込んでて、枝の一本一本がいつもより鮮明に見える。葉っぱの色は一枚一枚違う色をしてて、木の幹もみんな違う質感・違う形。

 

 

 

最近締め切りに追われていて、頭が無駄な思考(ノイズ)で霞がかっていたから、久しぶりの感覚だった。心が研ぎ澄まされている感覚。いつも勉強前とかにマインドフルネス(脳を鮮明にする呼吸法)でノイズを取り除くようにはしてるけど、この感じは本当に久しぶり。

 

 

 

いつもは公園を通り抜けて市街のほうを走るんだけど、今日はあまりの自然の美しさに感動してコース変更。公園の中の小山のほうに、綺麗な梅の花が咲いてるのを発見してそっちを目指すことに。

 

 

 

すると小山の裏手にサッカーコートくらいの開けた草原が広がってて、その端に3つの石碑が立っているのを発見。「もう3年くらい千葉公園を走ってるけど、こんな場所があったんか~」と驚いて石碑を見てみると、なんとそれは先の大戦における「少年特攻隊兵の慰霊碑」だったのだ。

 

 

 

 

それを見た瞬間心が研ぎ澄まされていたこともあってか、当時おれと同い年かもっと若かったであろう彼らにぐぐぐぐーっと感情移入した。そして当時の彼らの視点で世界を見てる感覚になったのだ。

 

 

なんとなく映画とかテレビの影響もあってか、戦争当時の世界は白黒の味気ないイメージだった。けどおれはありありと当時の彼らが「現代と同じようにこの梅の花や森の木々の多彩な色の美しさ、そして空気の味、朝の太陽の光を感じてたんだな」と確信した。そして自然の美しさが現代と変わらない一方で、死というものを常に傍らにおいて日々を過ごしていたと思うと、強烈に感動した。そして心の底から

 

 

 

「一日一日が有難い」

 

 

 

と思った。今の時代、おれらは90歳くらいまで今と同じように生きられると当たり前のように思っている。平和がずっと続くと思っている。だから一日一日をめちゃくちゃぞんざいに扱っていると思う。そうすると何が起きるか?

 

 

 

めちゃくちゃ感覚が鈍ってくるのだ。普段公園を歩いてても自然の美しさなんて気にも留めないし、ご飯だって味わわずに食べるし、友達や恋人といる時間もどうせまた会うしみたいな粗雑さがどこかにある。

 

 

「この状況当たり前じゃねーからな!!」

 

 

とおれは加藤浩次ばりに心の底から叫びたい。(普段の自分に対して)

 

 

 

とはいえこれは一種の平和病とでもいいますか、しょうがないことだとも思うんだよね。生まれてこの方戦争や飢饉なんてちょっとも体験したことがないわけで、ずーっと平和。そして日々学校や仕事や付き合いの忙しさに追われ、イチイチありがたがってる暇ねーよ!となるのは当然だと思うのだ。

 

 

だからおれが心に留めておこうと思ったのは、ちょっと気が向いたときにでいいから当たり前をちゃんと噛みしめて味わう意識を持っておこう!ってこと。「やりたいことが見つからない」とか、「自分で人生のかじを取ってる気がしない」とかはこの感覚の鈍さが原因だと思うんよね。心の目を鍛えて、世界の美しさ面白さを本気で感じ取れるようになったら、やりたいことだらけすぎて逆に困ると思う。体が勝手に動いてしまうと思う。

 

 

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そういえば最近芸術家の岡本太郎の本を読んで、自分の感覚の鈍っている具合を痛烈に自覚した。おれは絵とか芸術にはもともと結構興味があって、美術館とかにたまに行ったりするんだけど、正直さっぱり絵の良さがわからないのだ。すごいうまいな~とか思うし、絵の説明とかを読むとなるほど、こういう意味だったんだと感心したりはする。でも心の底から感動したことは一度もなかったのだ。

 

 

 

今までは感動しない原因が、絵の知識がないからだと思っていた。絵の技法とか作者についての背景知識とかを蓄えていけば、絵の良さもわかってくるかなと考えていた。しかし、岡本太郎に言わせればこの考え方はチャンチャラおかしいのだ。芸術ってのは頭で考えて見るもんじゃなくて、心の目で感じ取るものなのだ。

 

 

 

つまり、おれが絵をみて感動しなかったのは、頭で考えていたから。心の目を鍛えて、プレーンな状態で絵と向き合わないと、本当の良さはわからないんだろうね。(岡本太郎は初めてピカソの絵を生で見たとき号泣したらしい。)ということで、今は何の背景知識も入れないで、今の俺の感性・想像力・人間力で何を感じ取れるのかに集中して絵を見るようにしている。これがめっちゃ楽しい!!

 

 

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これはピカソの「泣く女」っていう絵らしい。

 

 

あえて何の知識も入れず30分くらいじーっと見てると、ちょっとずつ面白く見えてくる。ちょうどお米をずっと噛んでると甘さが広がってくる感じ。あえて何を感じたかは書かないけど、芸術の楽しみ方がわかった気がした。

 

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そんなこんなで最近、純粋な心の目で世界を見れたら本当に美しいんだろうな~と思う。その美しさを子供のころは感じられていたんだろうね。なんかのCMで子供は一日400回笑うけど、大人は15回しか笑わないって言ってた。もったいないね~。

 

 

まあこのことに24歳で気づけたのをラッキーだと思おう。ということで、「感度をビンビンに上げてこうぜ!」っていう話でした。

 

 

 

 

 

 

最後に、世界がどんだけ美しいかがわかる映像をプレゼント。

 

www.youtube.com

 

 

 

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大谷翔平くんから目標達成の秘訣を学んだ。

みなさん、こんにちは。

いきなりですが今日の話題は大谷翔平くん!

弱冠22歳にしてプロ野球のスター選手。

そして日本最速の165キロの投球と、二桁ホームランを打つ投打で活躍する規格外の男ですよね。それにしても1個下とは驚いた。

 

 

 

今まで別に大谷君に特別興味があったわけじゃないんだけど、今日たまたまyoutubeで彼の躍進の秘密を見つけて俄然興味が湧いてしまったのだ!

 

 

 

その秘密とは彼が高校生の時に目標を達成するために使用していたマンダラチャートと呼ばれる目標達成シートのことであった。

 

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このシートで目標とそれを達成するためにやらなきゃいけないことを明確化できたおかげで彼はあそこまでの選手になれたようだ。

(ちなみにおれが見た動画がこれ→必見【日ハム 大谷翔平】夢を叶えるための方法論 - YouTube

 

 

簡単にこの図を説明すると、中心の赤いマスが高校3年間で達成する目標。その周りの8つのマスはそれを達成するために必要な要素になっている。そしてそれぞれの要素を満たすために必要な具体的な習慣や行動を外側の9マスで表している。

 

 

 

おれがこれを見て一番しびれたのが、人間性と運の欄だ。高校1年(16歳そこら)でこれらを鍛錬で身に着けられる要素だと認識してるのは本当にすごいと思う。(もはやちょっと悔しいっす笑)

 

 

しかもドラフト1位のために、野球の上手さだけじゃなくてこういった要素も必要だと気づけてるのはやはり只者じゃないよね。こうやって理論的に計画を立てて成長していく人は挫折した時も必ず超えていけるはず。年下だけどホント見習いたいっすわ。

 

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ところで本題はこのマンダラチャートめっちゃよくね?ってことなんです。どこがいいかというと、とにかく見やすい!!!

 

 

これを壁に貼っておくだけで、体づくり、コントロール、キレ、スピード、変化球、運、人間性、メンタルの8つを常に視覚的に意識できて、一発で覚えられる点。これは脳科学でよく言われる話で人間は言葉を箇条書きで並べるよりも、図とか絵にして一個のイメージとして覚えるほうが得意なんだよね。そして、人間の脳は連想ゲーム方式に暗記するのが得意だから、中心の8つの要素を覚えておけば周りの細かい行動の要素も簡単に覚えられる。(もし64個の箇条書きされた行動を暗記しろって言われたらかなりきつい)。

 

 

おれは今まで目標とかを紙に書いて壁に貼り付けてたんだけど、要素が多いから紙を見ないで全部計画を思い出すのが難しかったりしたんよね。だからこのマンダラチャート見たときに、これはやべえってビビビっときたんすよ。

 

 

さっそくネットの無料テンプレートをダウンロードして使っていこうと思いますわ。今までわちゃっとしてたものをスッキリまとめるのって最高に気持ちいいよね。

 

 

また今度このチャートを使ってみた感想を書いてみますわ。

 

 

 

それにしてもやっぱり一流まで上り詰める人は、成長するための方法論がしっかりしてるなー。てっきり大谷くんは才能先行の松坂タイプかと思ってたけど、とんでもない男でしたわ。これからも観察させていただこう。

 

 

 

 

ということで大谷君直伝の目標達成シートの紹介でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

Romance dawn -冒険の夜明けー

みなさん、あけおめ!

2016年は矢のように過ぎ、気づけば2017年!!

みんなは正月楽しめましたかい?おれは学生最後の正月を骨の髄までしゃぶってしゃぶって味わい尽くしましたよ。。。

ええ、満足です!

 

 

 

 

 

そんな極楽生活も昨日まで!今日からは研究ラストスパートをかけようと思ってるわけですが、年の初めということで2016年の振り返りと2017年の展望をここに書いておきますか。

 

 

 

 

こんな時に役立つのが日記!せっせとその時々に起こった出来事とか考えていたことを日記に書き留めてたおかげで、去年どんな風に過ごしたか一発でわかるぜ。まあ、濃ゆい濃ゆ~い1年でしたね。山あり谷あり。

 

 

 

 

 

 

 

そんな去年を一言でいうなら、

 

 

 

”船出の年”

という感じだろうか。

 

 

 

 

 

ちょうど3年前、自分が何をしたいか全くわからなくて進むべき方向を完全に見失っていた。それでもどこかにでっかい海が広がっているのをなんとなく感じていて、その海の先に俺が心から目指すものがあるんだろうなと思っていたわけだ。

 

 

 

 

 

だからおれはいろんなことに挑戦して、もがいて、ちょっとずつ自信を蓄え、興味・情熱の炎を育ててきた。これはまさに自分の人生を生きるための船を1から組み立てて、自分の心のコンパスがどこを指示しているのか突き止める作業だったと思う。

 

 

 

 

 

そして去年、

そんな準備をして臨んだ就活。初めは心のコンパスに従ってやりたい仕事を決めるんだと思っていたが、説明会や面接そして他の沢山の就活生と関わる中でいつの間にか周りから決められた枠の中から選んでいたことに気づく。「あれ、これが本当に人生をかけてやりたいことだっけ?」という元の問いに戻ってきてしまったのだ。また一から船を作る日々。

 

 

 

そしてそこから約半年、もう一度どんな生き方をするかについて考えに考え抜いて、遂に11月にズババッとおれが進みたい方向を決めることができたというわけだ。いや~、まさに去年は船出の一年というに相応しいわ。学生中に出航できて本当に良かった!!

 

 

 

 

それにしてもたかが船出をするのにどれだけ時間かかったんだよ!って感じですよ。でもさ、これってまさにワンピースの1話みたいなもんだね。子供ルフィは弱くてシャンクスに海に連れて行ってもらえなかった。大きな挫折を味わいそして10年もの修行を経て1話の最後でやっとルフィは冒険に旅立つ!人生スタートするのもなかなか難しい。そしてスタートするまでにも一個の大きなドラマがあるってことよ。

 

 

 

でも大きな挫折と10年の修行があったからこそルフィは破竹の勢いで夢に向かって駆け上がっていけてるんよね。そう考えると、おれにとっても本当になくてはならない時間だったなと思うわけです。

 

 

 

ということでこの「散々考えて決断を下した」ということがおれの去年の成果って感じですかね!

 

 

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しか~し!

 

 

 

成果もあれば課題も出てくるのが人生というもの!去年は山ほど失敗もしましたよ。

 

 

その中でおれが一番困って、傷ついて、思い悩んだ課題が

 

 

「どうやって人の役に立てばいいのか?」

 

 

ということ。

 

 

 

 

 

まず、他人への貢献(誰かがプラスに変化するのを助けること)には2つのパターンがあると思うのよ。それは名付けるとすれば、

 

 

 

受け身の貢献

働きかけの貢献

 

 という感じだろうか。

(ちなみにここでの「貢献」は自分にしかできない、そして相手にとって大きな変化を与えるような手助けのことを言ってる。だから電車で席を譲るとか重い荷物を持ってあげるとか雑用を手伝ってあげるみたいな気遣い・役立ちは当たり前にやることとして考えているぞい。)

 

 

 

 

それぞれどんな貢献の仕方なのか説明しよう。

 

 

まず①の受け身の貢献は主に、「相手から相談を受ける」という時のこと。

 

 

相手がすでに何かに課題意識を持っていて、それを解決するにはどうしたらいいかな?と相談されるようなパターンかな。この場合は、誠実さ思いやりさえ持って自分の意見を伝えれば何かしらの役に立てると感じてる。さらに相手が問題についてこっちに話すことで頭が整理されて勝手に解決されてしまうことも多いはず。もちろん自分がすでに相手が悩んでいるようなことを解決した経験を持っていれば、より役に立つ意見が言えるようにはなるよね。だから日々の自分磨きが貢献度に直結する。でもこのパターンではそこまで大きな失敗とか悩んだりはしないで済んできたのです。

 

 

 

 

問題は②の、「働きかけの貢献」ですよ!!

これはマジで難しいと思っている。

 

 

 この貢献はどんなもんかというとずばり、「変化のきっかけを与える」という貢献の仕方。

つまり、何か変わりたいと思ってる人に対して「こんな考え方とか行動をしたらもっと幸せになるんじゃないかな?」という意見を発信することで相手のポジティブな変化を促すパターンのこと。意見を発信すること(または行動を見せること)が相手の変化に繋がったとき、自分にしかできない貢献ができたと言えるとおもうんよね。

 

 

 

例えばワンピースの第2話でのコビーに対するルフィのようなかかわり方はまさにこれ。コビーは海兵になりたいという夢を持ちながらも、アルビダの船から逃げ出す勇気を持てず途方に暮れている。「自分はそんな行動を起こすことは無理っす、、、、」というコビーに対して「おれは海賊王目指すよ、何事もやってみなきゃわからんだろ!」みたいなことをズバッというわけ。この出会いがきっかけでコビーは勇気を出すことができて、ついには海軍で将校になるわけよね。ほんと人の言葉・行動には他人に大きな変化をもたらすパワーがあるんよ。

 

 

 

 

ところがどっこい、この「働きかけの貢献」は実際やるとなると本当に難しいと感じているのだ。なにが難しいかというと、

 

 

 

一つ目は、相手が課題意識を持っていないこと(本人はできなくて当たり前だと思ってたり、変えるべきだと全く思っていなかったりする)に対して意見を言わなきゃいけないことが多いということ。コビーにしてみれば勇気をもってアルビダの船から逃げ出すなんて不可能だし、ましてや海軍に入隊するのは自分には縁のない話だと思っている。だから「これを違う考え方したらうまくいくんじゃね?」とこっちが思っても、相手からすると余計なお世話だと思われる可能性があるのだ。(相手がそこに課題意識を持っていれば素直に意見を参考にしてくれる可能性が高い。)コビーも初めはルフィの意見に反発していた。

 

 

 

 

つまりこの働きかけの貢献をしようとすると相手にお節介だと思われたり、下手をするとキレられるかもしれないっていう恐怖があるんだよね。だから去年おれは自分の意見を言えなかったことが結構あったのです。意見を言うことで考えが衝突するのを恐れてしまったわけだ。でもこの衝突を乗り越えた先に本当の信頼関係ができると思うし、お互いの成長があると思う。とくにこれから仕事をするようになれば、厳しい意見を言わなきゃいけない場面も出てくるだろうしね。ということで「衝突を恐れて自分の意見を言えなかった」ってのが去年の1つ目の課題っすね。

 

 

 

 

 

二つ目の難しさは、こちらの意見を言うとき「こっちの価値観を押し付けてはいけない」という所だと思う。この働きかけの貢献の「ミソ」はこっちがやるのはあくまでも「きっかけ作り」までであって、相手を自分の思い通りに操作するのが目的ではないってことなのだ。相手が変化したいと思うかどうかは相手次第だし、変化したいと思ってそのあと行動するのも本人自身がやること。人は自分が変わりたいと思ったときしか、変わることができない生き物だと思うのだ。

 

 

 

 

以前このブログでもちょろっと書いたけど、「変化のタイミングを決めるのは常に本人でなくてはならない」ということを忘れちゃだめだと思うわけだ。それを忘れてこちらの意見を押し付けたり、相手の選択の主導権をこっちが握ろうとするとそれはもう貢献じゃなくてお節介・自己満足になっちまうんだよな。

いや~、去年はそういう意味で相手のためになりきれなかったなという悔しい経験を何度もしたかな。この「こっちの価値観を押し付けず、ひたすらきっかけ作りに徹する」っていうのが去年の2つ目の課題ですね。

 

 

 

ということでこの働きかけの貢献をする上での2つの困難が、去年の代表的な課題だな。とはいえ、そもそもこの貢献はめっちゃ難しいことだと思うんすよ。だからこそこれを実践できてる本田圭佑スペシャルな人間になれてるんよね。ということで、1年でこれを完璧にできるようになるのはなかなか厳しいので、今年はこの活動の取っ掛かりを掴みたいと思います。そのためにも、失敗を恐れずとにかく沢山挑んでいきたいっすな。

 

 

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ということでここまでが2016年の振り返りでした。次に2017年の展望について書いてみよう。

 

 

 

今年は大きく分けて①スキルの向上人間力の向上の2つに取り組みたいっすね。

 

 

①でいえば、ギター・英語・仕事のスキルについて。これらは上達方法に具体性があるから1年間の成長計画をきちんと立てて、その通り行動すれば確実に目標まで到達できる。だからちゃんと時間をかけて分析したうえで、綿密な計画を立てるのが何より大切。なのでこの3つについての計画は2月頭くらいまでにきっちり立てますわ。

 

 

 

 

②でいえば自分の道徳観とか生き方の原理原則みたいなものを就職までに一度しっかり固めたいっすね。そうすることで今後いろんな選択をする際にもぶれることがなくなる。とは上で2016年の課題としてあげた働きかける貢献のために、相手のことを考える力とか衝突を恐れない勇気みたいなものも育てていきたいっすね。そのためには沢山のインプットとアウトプットを繰り返すことが何よりの近道。ということで色んな情報にアンテナを張ってそれらを自分の血肉にしていきたいね。そしてそれをアウトプットすることで誰かの役に立てられたら最高かな。

 

 

 

 ということで2017年の展望はおわり!

めちゃあっさりだな(笑)

 

 

 

 

 

 

最後に、

正直去年は本当に面白い一年だったと思うんよ。本当にたくさんのことを考えたし行動したし学んだし。そして何より視界がかなり広がった!地球人の楽しさを以前の10倍くらい感じ取れるようになった。

 

だからこそ今年はさらに面白い1年にしたいし、そのためにも色んなことに挑戦して全速力で駆け抜けたいっすね!どうかみなさん、今年もよろしゅーお願いします。

 

 

 

 

そういえば、ブログの更新もちゃんとしたいっすね。少なくとも週1回は更新できるようにがんばります。引き続きコメントはウェルカムっすよ!笑

 

 

 

では、また!!

 

 

 

おわり 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイナスをスタートラインにする

一昨日会社の入社前研修があったんだけど、そこで久しぶりに自分の弱点を再認識した。

 

 

 

それは新しいことに対する「呑み込みの悪さ」である。

 

 

 

 

今回の研修は社会人ならだれでも使うExcelPowerPointについてで、講師が前方の大きいスクリーンでグラフの出し方とか図形の作り方とかを説明して、学生はそれを参考にしながら出題される課題を行い基礎を学んでいくスタイルだったのだが。。。

 

 

 

いや~~、おれは全然時間内に課題を完成できなかったんですよね!笑っちゃうくらいに。

 

 

 

習った方法をどういう手順で使うんだっけ?とか考えながらやってるととにかくめちゃんこ遅い!周りの人はみんなスイスイ課題を終わらして自習課題とかやってて、おれはやばいやばいとか焦ってさらにスピードが遅くなる悪循環!

 

 

 

そしておれはふと思い出した。

 

 

「そういえば昔から新しいことをその場で理解して使うの得意じゃなかったな」

 

 

ということを。正確に言うと、優秀な人に比べると新しいことへの適応力・理解力が劣っているということだ。不器用っていうのかね。そういえば大学の物理の授業もその場で全然理解できてなかったし、プログラミングの授業も先生の言ったと通りにプログラムを組めずにいつも周りに教えてもらってたなと。

 

 

 

そして俺は思った。

 

「これ社会人として結構致命的な弱点じゃね?」

 

 

と。

 

 

 

今回はまだエクセルとかパワポの基礎だからそこまで絶望的じゃなかったけど、これが入社してもっと専門的な内容についてその場でのインプットとアウトプットを求められたら結構やばいわけですよ。下手したら、落ちこぼれちまうんじゃないか、、、

 

 

 

久しぶりにちょっと落ち込んだね。。。

 

 

 

 

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が、しかーし!!!!

 

 

こんなことでへこたれないのが今のおれなのだ!

目の前の壁は、見方を変えれば成長への扉である!!(by おれ)

 

 

 

俺は確かに、呑み込みが悪い。だからみんなとよーいどん!で新しい課題に取り組んだらほぼほぼ優秀な人には勝てないだろう。

 

 

 

がしかし、今のおれにはそれを補って余りある「こつこつ努力できる力」がある。初めのうちは優秀な人に付いていけないかもしれないけど、どんな差であれ適切な努力をすれば必ず克服できる。相手はたかが同じ人間なのだ。別にライオンに格闘で勝とうとしてるわけではないのだ!

 

 

だからこそ、おれは、

 

 

人の倍の努力が必要ということを、スタンダード(基準)にする

 

 

 

ことに決めた。おれのスタートラインはマイナスの地点にある。だからこそ必死で努力できる。自分の弱点を理解していればこそ、戦い方を工夫することで才能ある人にも勝っていけるとおれは信じているのだ。

 

 

 

ふっふっふ、なぜこんなに楽観的なのかって?

 

 

 

 

なぜならこれはまさに本田圭佑が今まで証明してきたことだからなのだ。彼はサッカー選手としては致命的な「足が遅い」という弱点にとことん向き合い、努力によってそのマイナスをはねのけてあそこまでのし上がっていった。

 

 

 

わが師匠、本田よ。おれにいつも勇気をありがとう。

 

 

 

 

たぶん初めのうちは優秀な奴らに付いていけず辛くて悔しいことが多いだろう。けどこのマイナスからのスタートを見事はねのけて輝くことができれば、同じように呑み込みが悪くて不安な人に勇気を与えられるだろう。だからこそ俺がやる意味があるのだ。

 

 

 

 

 

いや~怖い気持ちとやったるぞーっていう気持ちが半分半分ですわ。笑

まあ、とはいえこんなの本田が超えてきた壁に比べたら金魚の糞くらいちっさいから、軽々と超えさせていただきますわ。

 

 

 

ということで、最近のちょっと落ち込みかけたけど結局やる気が出ただけの話でした。

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

あたりまえを見直す

最近あるきっかけで発展途上国でビジネスをしている山口絵理子さんと佐藤芳之さんの本を読んだ。

 

 

 

山口さんは「途上国の可能性を開花させたい」という信念のもと、バングラデシュの原料と現地の人による独自のブランドバッグを製造しビジネスを行っている。

 

 

 

 

佐藤さんは「アフリカの人を救う」という思いで、50年間にわたりアフリカでナッツ製造からバクテリアを使った衛生トイレまで様々なビジネスを行っている。

 

 

 

 

この2人の本を読んで一番感じたのは国ってのはそこに住む人々の”あたりまえ”でできているということ。

 

 

 

例えばアジア最貧国のバングラデシュでは政府による抑圧、市民の暴動、横行する犯罪、町を飲み込む洪水すべてが日常の一部になっている。

 

 

 

しかし日本人からすると劣悪に感じるその環境も現地の人にすれば”あたりまえ”で、その状況を改善していこうという向上心を持った人はほとんどいないという。逆に言うとそういう人たちのあきらめた心が貧しい国を作ってしまう。

 

 

 

使命感の強い山口さんはそれを「もったいない」と感じたわけだ。彼女がバングラデシュで出会った人の中には、とても勉強家で国一番の大学を出ながらも就職をあきらめリキシャという人力車引きになる青年もいた。

 

 

 

もしバングラデシュの人たちが本気で国を変えようと行動しだせば努力が報われる国を作ることができるだろうに、”あたりまえ”の現実に飲み込まれてしまっている。

 

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ただおれはこれはなにもバングラデシュや他”の発展途上国だけの話ではないと思うんよね。日本でも何か違和感を感じてても”あたりまえ”という流れに飲み込まれて、行動を起こせないことだらけだと思う。いや、もしかしたら違和感すら感じないかもしれない。

 

 

 

学校の決まり、会社の決まり、人間関係の決まり。

おれらが当たり前だと思ってることは他の国から見たらちゃんちゃらおかしいこともある。だから身の回りの当たり前にぼ~っと流されないで、自分の世界の大きさをひろげて、オリジナルな軸・価値観を作らないともったいないと思う。

 

 

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もう一つこれらの本を読んでて思ったのは、やっぱり日本の当たり前はとてつもなくありがたいものだな~ということ。

 

 

 

「感謝」が大切ってよく言われるけど俺が思う感謝ってのは、おれらが当たり前だと思っている日本の環境が実は世界から見たらとても有難いーなかなかないースペシャルなものだと気づく作業のことだと思う。

 

 

目の前の一個一個のすごさを発見する。

夜丸腰で町中を散歩できるってどれだけ平和なんすか。

腹減ったらお金を払えば何でも好きなもんが食えるってどんなシステムやねん。

雨の日も風の日も凍えずにふかふかの布団でぐっすり寝れるってどれだけ整えられてるんや。

 

 

 

日本てほんと天国だな~。

ありがたやありがたや。

 

 

 

 

当たり前を疑い、当たり前の有難さを知るべし。

 

 

 

ということで最近感じたことでした。

 

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

My Step

みなさんこんにちは。

最近ようやく修論が軌道に乗ってきて心が軽いっす。

なんとか気持ちよく卒業できるように、この1・2か月死に物狂いで頑張りたいものですな。

 

 

 

 

 

ところで昨日はおれの今後の使命について書いたんだけど、かなり簡潔にまとめたからもう少し情報を付け足していこうかなと思う。

 

 

 

まず昨日の話だけみると、

 

 

「なにおまえ、音楽家になるの?」

 

 

 

と読んだ人は思うよねきっと。

 

 

 

 

それは半分正解で半分不正解ですな。

 

 

 

おれは別に音楽家とかミュージシャンという職業になりたいわけじゃなくて、音楽というツールに力を注いで、音楽を使って価値を生み出していきたいと思っているのだ。

 

 

 

 

あくまで目指しているのは”おれ”そのものが、「魅力的で価値のある何か」をみんなに提供できる存在になること。その一つの大きな軸、武器として音楽を採用したという風に考えてもらえばいいと思う。

 

 

 

 

 

だから実際には音楽以外にもいろいろ取り組んでいくのだ。前回の記事で60個の興味あることを書き出したって書いたけど、音楽以外にも時間をかけて極めていきたいものが何個もあった。その中で時間をかける優先順位の上位に、

 

・英語

・旅

・料理

・哲学

 

がランクインしている。これらは音楽と並行して今後も力を注いでいくことに決めている。イメージとしてはこれらを極めて掛け算のように組み合わせていくことでおれだけのオリジナルな価値を作っていこうとしてるのだ。

 

 

 

 

現時点では音楽が優先順位1位で「使命」と名付けてるけど、今後は他のものも統合されて使命が変化していく可能性は結構ある。

 

 

 

 

使命ってのは変わってもいいのだ。ただ現時点でこれを自分の使命と自覚して、使命感を感じて努力していくことに意味があると思う。

 

 

 

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次の疑問として、

 

 

「なに、おまえ仕事やめんの?」

 

 

 

ていうのを昨日の話を見ると思われるよねきっと。

 

 

 

答えはNOっす。就職先での仕事自体も現時点ですごい興味あるし、極めていきたいと思っている。

 

 

ただ意識としては、数ある武器の中の一つを育てていくという感覚で働くと思う。とりあえず最新のテクノロジーとコンサルスキルを身に着けたいっすね。

 

 

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次に今後どんな感じで時間を配分していくかをせっかくだから紹介しよう。

 

 

12~1月は

 

修論、読書、哲学

 

に時間を注ぐ。

 

 

まず修論作成を通して物理についてもっと理解を深めたいし、6年間の集大成として納得できるものに仕上げる。研究の経験から人間として成長できることもたくさんあるだろう。

 

 

次に読書。なぜ読書かというと、読書を通して自分の知っている世界を拡大させたいから。

 

 

前回の記事で自分の興味を60個書き出したって言ったけど、結局興味あることって自分が見聞きして知っている範囲でしか出てこないんよね。そして世の中には俺がまだ知らない面白いことが山ほどあると感じてるんよ。だから様々なテーマの本を読みまくることで、自分の世界を広げていきたいと思ってる。もちろん読書だけじゃなくて実際に経験しに行ったりもするけどね。人生で一番本を読む2か月にするつもり。

 

 

 

次に哲学。哲学といってもカントとかニーチェについて勉強するわけではないっす。ここでの哲学ってのは自分の価値観を再確認する作業のこと。

 

 

おれにとっての「生きるとは?」「正しい人間関係とは?」「正義と悪とは?」について一回とことん考えて、自分なりの答えを持っておく。

 

 

 

なぜこんなことをするかというと、世の中のすべての問題ってのはこういう根本的な答えのない問いに帰着するからなのだ。正解がないからこそ自分なりの答えを持ってないと周りに流されるままふわふわと漂うような生き方しかできなくなっちゃうと思う。だからこの2か月で自分の軸を再定義しようと思ってる。

 

 

 

 

次に2~5月。

 

一応うちの会社が入社月を選べるスタイルでおれは8月に希望を出してるから、8月入社の前提で計画を立ててる。2~5月はずばり

 

・英語

・ギター

 

 

だけにすべての時間を注ごうと思ってる。自分の経験上なんでも短期集中が高いモチベーションで爆発的に成長できるから、2月まではちょびちょびやったりせずに修論が終わる(予定)2月から一点集中で取り組む。この3か月で英語はネイティブの人と哲学的な深い話し合いができるレベルに、ギターは譜面を見ればすぐに曲を弾けるレベルにするつもり。こういう特定のことにまとまった時間を使えるってのはかけがえのないチャンスやなとおもってる。

 

 

 

 

次に5月後半~6月。

 

この期間はアメリカ横断一人旅にいく。これは単純にアメリカを肌で感じたいという熱い思いがあるから。そして行く前にアメリカの歴史と地域についてとことん学ぶ。去年東南アジアに行ったとき、もっとその国について学んでから行ったら感じられることが沢山あったな~と思ったから、今回はとことん知識を蓄えたうえで自分の目でアメリカを理解してくるぜ。

 

 

 

 

 

そして7月。

 

この月は入社前の一か月ってことでITやプログラミングについて独学で修行する。6年間物理を専門で勉強してきて、もし初めの段階で全体像をなんとなくでも理解したうえで勉強してたら物理についてもっと楽しく深いところまで体得できただろなと思うのだ。だからITシステムとはなんなのか、社会でどういう役割を担っているのか、今後どんなことに活かせる可能性を持ってるのかってのを把握する1か月にしようと思う。

 

 

 

 

てことで以上が入社するまでの予定。入社後は実際に働いてみないとどんな感じに時間を使えるかわからないから、わかってから決めていくつもり。

 

 

 

 

もしこの計画すべてをしっかり実践できたら人生で一番充実した時間を過ごせるだろな。楽しみでもあり同時に目標のレベルまで全部到達させられるか不安でもあるね。

 

 

 

ただやるって決めないことには何も変わらないからおれはこの方向で進むと決断したぜ。そしてあえてこれを公言することでもう逃げられないぞと自分にプレッシャーをかけてる。(本田スタイルですな笑)

 

 

 

 

そういえば今後いろんな場面で仲間を集めて一緒に何かに取り組むことが増えると思う。そのときはここでも声掛けするから是非一緒に何かに挑戦しようぜ!

 

 

 

ということで今日はこんなところで終わりにしますか。

 

 

 

 

おわり